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Swing The Bloody Plow

Gothic Americana / Underground Country / Svensk Hiphop / US Indiehiphop / ニュースと気付き

(Movits!に会いに)スウェーデンに行ってきました物語①

3/4〜3/14の10日間、Movits!のライブを見るためにスウェーデンまで行ってきました。

 

初めての1人海外&ヨーロッパでした

昨年のMovits!ジャパンツアー、2年ぶりに見るMovits!のライブは最高of最高だったのですが、大阪・広島公演はショーケースだったので物足りない!と飢餓感が増していた12月はじめ。本国のツアー日程を見ていたら10日程度の滞在で5公演という超コスパの良いスケジュールを組むことが出来る!と気付き、最後にメンバーに会ってから2週間も経たないうちにスウェーデン遠征の手配(航空券、宿、ライブチケット)を完了してしまってました。以下日程表。

 3/4 羽田→フランクフルト→ストックホルム→カールスタード
   カールスタード公演 @ Nöjesfabriken
 3/5 リンショーピン公演 @ Doom Nightclub
 3/6-9 ストックホルム潜伏
 3/10 ヨンショーピン公演 @ Bongo Bar
 3/11 ノーショーピン公演 @ Puls Nattklubb
 3/12 ウプサラ公演 @ Katalin
 3/13 フランクフルトを経由して成田着 

Movits!を追っかけて海を渡るのは実は2回目(1回目は2012年のタイ遠征)。現地では別行動でしたが、1回目は母が一緒でした。今回のスウェーデン遠征は完全に一人旅、全て自分で手配の個人旅行となりました。よく考えたら自分、海外一人もはじめてだし、ヨーロッパも初めてだったンゴねぇ…旅行は基本的にあまり好きではなく、遠征でしか遠出しないですからね…そんな旅行・海外経験値の低い私ですが、手配や現地で特に困ることもなく、金銭面・体力面以外では非常にイージーな旅でした。すべて個人手配でしたが、別に航空券と宿と移動手段を押さえればいいだけだし、正直ツアーを探す方がめんどくさいよね…なんというか完全に国内遠征の延長線上です(笑)。

 

 

3/4 Karlstad @ Nöjesfabriken

演芸関連でへ大阪遠征し、その後(住んでたアパート取り壊しのため)引っ越しをし、その片付けもほったらかしのまま、羽田の深夜便でフランクフルトを経由しアーランダ空港へ。ストックホルムは通り過ぎ、さらに列車で3時間ほどの地方都市、カールスタードへ着いたのが3/4の夕方でした。16時間↑の移動の後、夜10時からMovits!のライブとか正気じゃないです。2013年秋の国内遠征よりはマシなスケジュールですが、本当に体力勝負の旅でした。いや、実際には気力かな…

https://www.instagram.com/p/BCj_o35lz--/

1st night of Movits! Sweden tour to me.昨夜の会場です。近くの川は凍ってた。

 カールスタード公演の会場は娯楽複合施設にあるライブハウス。152cmしかない私にとって、スウェーデン公演で最前列を取るか取らないかというのは死活問題。開場からライブスタートまでも2時間ほどとゆったりなのが海外の常のようですが、とりあえず(いてもたってもいられませんし)開場と同時にインして、バーでビールを飲みながら様子を伺います。ちなみにロッカーはなくクロークのみ。なお、この会場だけでなくクロークもバーもほとんどの会場がカード支払いOKでした。

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両脇とDJブースの後ろにもボックス席があるのでかなり広いです。終演後は普通にクラブとして営業してました。

ぐったりと最前列の柵にもたれて待機していると客電が落ちてライブスタート。1曲目は意外にも「Tårgas」。日本では見られなかったDIYのライティングシステムとヨハンのマイクスタンド使いが1曲目からめっちゃくちゃかっこ良く、のっけから「まだ見ぬ」彼らを見せてもらえて、感動するわたくし……。2曲目は「Woodstock」。Tårgasからの緩→急突いた流れも気持ちよく、最高に楽しいオープナー。続く「Skjut mig i Huvet」でのホーン隊のステップ…頭を打ち抜く仕草…このあたりから早くも頭バーンしてしまってあまり記憶がさだかではありません。ライブレポートなど私には土台むりな話なんです。でも、日本では未披露の曲が筆舌に尽くしがたいほど素晴らしかったことだけは何度だって主張しておきたく思います。特に「Atlantis」は中盤の白眉。一度アンデシュ以外のメンバーが袖に下がり、アンデシュとヨハンの二人だけでスタートするんですが、真っ赤なライティングと兄弟のシルエットと曲のイメージが相まって切なくも美しい仕上がりに。終盤はヨハンが袖に下がって入れ違いにホーン隊が登場。このちょっとした演出とライティングが最高に効いていて、シリアスで奥行きがあってスケール感あって暖かい、こんな魅力もあるバンドだったのか、と目からウロコが落ちる思いでした。

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 で、その後は(昨年のジャパンツアーでは割愛されて悔しかった)メンバー紹介タイム…しかしここで事件が。ヨハンがいつも通りヨッケ、ディビッド、アンデシュを紹介し、ヨッケがキャプテンヨハンを紹介。そして最後にヨハンが「それから、日本からミオ(本名)だよ!」となぜか最前列の私を紹介…なんで…!?私の周りのお客さん以外には全く意味がわからなかったと思いますし、そこまで私に対してなんの反応もなかったので、本当にびっくりしました…。さらに、背が低く腕の短い私はステージに手を伸ばしてもヨハンに届かず、その時点まではハイタッチをあきらめていたのですが、メンバー紹介の次の曲の途中で私の手だけを選んでぎゅーっと握ってくれたものですから、この時点でぶわわわわと泣いてしまいましたよね…いつも塩対応だなんだ言って本当にごめん…これがスウェーデンマジックですわ…

後半はアコースティック枠として「Louvren」も披露。半アコースティックアレンジなので、アルバムバージョンとはずいぶん違って聞こえるのですが、こちらも素晴らしい。アンデシュのおニューのギターの音とキックドラムの音、ホーン隊のアンサンブル、ヨハンのボーカルの(意外な)表現力。めちゃくちゃ奥行きのある曲に仕上がっていますし、センチメンタルな味わいのあるメロディも生き生きと迫ってきます。この、生のバンド感の強さが大好きなので、ベースが入ったら…そんでもってZacke込みで生で聴いたらどんなだろうな、と想像せずにはいられない曲でした。フルバージョンで聴くまで死ねないですね。

どの曲もライブで聴くのは最高なのですが、昨年からの一番のお気に入りが本編ラストの「Dansa i regnet」。woodstockと同じくレベルミュージックとしての魅力にあふれた曲で、強くしっかりと前を見据えた歌詞にライブならではの一体感が合わさって生まれる高揚感は唯一無比。踊れ、といわれたら本当に死ぬ覚悟で踊りますよね…スウェーデンで聴く生の「Dansa i regnet」は本当に楽しくてかっこ良くて、やっぱりMovits!は世界一のバンドなのでした…

続く二回のアンコール、ラストの林檎泥棒まで何もかもが素晴らしい初の本国ライブでございました。まぁ、どこで見たっていつ見たってMovits!のライブは素晴らしいんですけれど…

 

3ヶ月ぶりにメンバーに再会したよ!

んでっ、終演後。この日は物販があったので、それを狙ってメンバーにお土産を渡しに。私からのお土産だけでなく、Movits!友達から「これみんなに渡してぇ!!!」と預かってきたものもあります(笑)。日本のファンはどこだってどうやったって貢ぎ物をするんだよ!

人が少しはけるのを待ってから物販スペースに顔をのぞかせると、こちらから挨拶するまでもなくアンデシュが「ミオー!!!こんなところで何してるのー??!!!」と…ヨッケも全く同じ台詞を(笑)。そりゃあんたがたのライブ見るためですわと言いながらハグ。ディビッドも私のことを覚えてくれててニコニコと迎えてくれるし(そりゃ前回の日本であんだけ様子おかしければ覚えてるわ)、ツアマネのフレデリクも「あ、ツアーダイアリーのやつや」と。友達ではないから当たり前ですが、メンバーには何も言わずに行ったので、本当にみんなびっくりしてました。聞いた話によると、最前列で死んだ目をして待機している私がステージ袖から見えており、「あれ…ミオだよな…?」「いやこんなところにはいないだろ…似たやつだよきっと」「いやいやあれはどうみてもミオだよ!」と楽屋では一時騒然としていたそうです(笑)。妖怪みたいな扱いですよ。

物販スペースでプレゼントを渡しながら「これはネイルの子から誰々へ」「これはプロカメラァの子からアンデシュへ」とやっていると、「(長くなるわこれ…)」と思ったヨハンが(以下省略)で、2時くらいにはみんなで撤収。ライブハウスから近い宿を取ったらメンバーと同じ宿だったので一緒に帰ってもらい、深夜の一人歩きも避けることが出来、安心安全な帰路でした。それにしても長い一日だったよ!